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札幌、長野など冬季オリパラを特集…第7期

2017年12月21日

#レガシー展

清水宏保さんのスケート靴
清水宏保さんのスケート靴

22日から

平昌大会の五輪(左)とパラリンピックの日本代表選手団のオフィシャルスポーツウェア
平昌大会の五輪(左)とパラリンピックの日本代表選手団のオフィシャルスポーツウェア

2020年の東京五輪・パラリンピックへのムードを盛り上げるため、羽田空港内のディスカバリーミュージアムで行われている「未来をつなぐレガシー展」(読売新聞社主催)は22日から、第7期「冬季オリンピック・パラリンピック」がスタートする。

平昌ピョンチャン大会(五輪が来年2月9~25日、パラリンピックが3月9~18日)が近づくなか、まずは、五輪とパラリンピックの日本代表選手団のオフィシャルスポーツウェアを入り口付近で展示。

続いて、これまで国内で開催された冬季五輪を紙面や資料で紹介している。1972年札幌大会では、スキージャンプで表彰台を独占した「日の丸飛行隊」の笠谷幸生さんら3人のサインが見られるほか、公式ポスターや、聖火ランナーの上着や帽子が飾られる。98年長野大会では、スピードスケートの清水宏保さんが500メートルで金メダルを獲得したときに履いていたスラップスケートや公式ポスターのほか、報道陣に配られたリュックサックなどのグッズも展示される。また、2026年大会の招致を目指す札幌市のビデオも流され、カーリングの小笠原歩選手(北海道銀行)らが出演している。

普段触れる機会の少ない各競技の用具なども多数展示している。カーリングのストーンは実際に持ち上げて約20キロの重さを実感できるほか、ジャンプのスキー板は手に持つと意外に軽いことに驚きを感じるだろう。ボブスレーでは東京都大田区の100を超える町工場の技術が詰まった「下町ボブスレー」の実物が飾られている。

そのほか、NTTテクノクロスの提供で、カーリングのストーンの視点から360度の仮想現実(VR)映像が楽しめるコーナーもある。平昌五輪女子日本代表のLS北見のメンバーが投げたり、ブラシで氷を掃く様子を間近で“体験”できる。

笠谷幸生さん(中央)らのサイン色紙
笠谷幸生さん(中央)らのサイン色紙
持って重さを確認できるジャンプ用スキー板
持って重さを確認できるジャンプ用スキー板

ディスカバリーミュージアムは国内線第2旅客ターミナル3階にあり、P4駐車場連絡口の先にある。2018年4月1日まで。開館時間は午前11時から午後6時半(土、日、祝日は午前10時から)。入場無料。問い合わせは、同ミュージアム(03・6428・8735)へ。

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