2020年東京五輪・パラリンピックの情報や、1964年大会の資料などを展示する「未来をつなぐレガシー展」(読売新聞社主催)が13日、羽田空港第2旅客ターミナル(東京都大田区)のディスカバリーミュージアムで始まった。
読売新聞が2020年とその先へ向けて展開する「元気、ニッポン!」プロジェクトの一環。1964年大会で使われた聖火リレーのトーチやメダルのほか、2020年大会の競技会場の鳥瞰ちょうかん図など約70点が並ぶ。2020年大会のエンブレムのパズルを楽しめるコーナーも。さいたま市の会社員加藤峻しゅんさん(27)は「二つの東京五輪について知ることができ、2年後が楽しみになった」と話していた。
「20年開催は東京」発表カード公開
同展で20日、大会開催地が東京と発表された瞬間に示された「TOKYO 2020」のカードの展示が始まった。国内での一般公開は初めて。
「TOKYO 2020」のカードは、国際オリンピック委員会(IOC)の会長だったジャック・ロゲ氏が13年9月に、20年大会の開催地を発表した際に持っていたもの。今回、IOCから取り寄せたという。
このほか、会場では1964年大会で使われた金・銀・銅メダルなども展示されている。墨田区の会社員大柳真咲さん(48)は、「カードを見て東京開催が決定した時の興奮を思い出した。開催が近づいていることが分かり、楽しみになった」と話していた。
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6月24日まで。午前11時(土日祝日午前10時)~午後6時30分(最終入場午後6時)。入場無料。
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