2020年東京五輪・パラリンピックまであと2年となり、五輪の新競技となった空手などをテーマにしたトークショーが4日、東京都千代田区の丸ビル1階マルキューブで行われた。女子でメダルの期待がかかる植草歩選手(JAL)が、小学生の息子が空手を習うカーリング女子元五輪代表の小笠原歩さんらと対談。「金メダルをとって、次世代の子供たちに夢を与えられる存在になりたい」と意気込みを語った。
トークショーは、読売新聞が20年とその先へ向けて展開する「元気、ニッポン!」プロジェクトの一環。16年の世界選手権(組手)で優勝した植草選手は「母国開催の初代チャンピオンは特別。五輪に向けて練習に励みたい」と語り、会場で突きや蹴りなどの演武を披露した。
小笠原さんは「ミスを最小限に抑えるという点でカーリングと共通点がある。競技中の張り詰めた空気感はすごい」と話した。
また、パラリンピックトークショーでは、リオ大会にも出場した大西瞳(スタートラインTokyo)、小松茉奈実(同)の両選手が登場し、東京パラリンピックへ向けた目標を語った。丸の内仲通りでは「義足体験会」も行われ、多くの人が参加した。
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