2017年10月05日
2020年の東京オリンピック・パラリンピックへのムードを盛り上げるため、東京・羽田空港内のディスカバリーミュージアムで行われている「未来をつなぐレガシー展」(読売新聞社主催)は6日から、第6期の「それぞれの1000日前」がスタートする。 今年10月28日が東京五輪開会式の1000日前に当たることから、16年リオデジャネイロ五輪のメダリストらが、この展覧会のために寄せてくれた「1000日後の自分へのメッセージ」が数多く飾られている。
競泳男子の瀬戸大也選手(ANA)からのメッセージは、「明日 金メダル獲れよ!!」。リオ大会では、開会式翌日に行われた400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得したが、金メダルは萩野公介選手(ブリヂストン)に譲っていた。メッセージには、東京大会での雪辱がこめられているのだろう。また、この2人が小さい時から切磋琢磨(せっさたくま)してきたことが読売新聞の記事でも追えるような構成にもなっている。
陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀選手(東洋大)は、「後悔すんなよ」とのメッセージを寄せた。大記録を作った時に履いていたのと同じタイプのアシックス製シューズも期間限定で展示される。
桐生祥秀選手
また、8月に行われたバドミントンの世界選手権で女子シングルスとして日本人初の金メダルを獲得した奥原希望選手(日本ユニシス)は、「周りを気にせず私の人生、私らしく思いっきり楽しんで!!」。奥原選手が世界選手権で使ったミズノ製ラケット(サイン入り)のほか、リオ大会の女子ダブルスで金メダルに輝いた高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)のユニホームやシューズのレプリカも見られる。
奥原希望選手
今回は、来場者が参加できるイベントが初登場。東京オリンピック開幕の2020年7月24日に、希望のあて先にはがきが届く「タイムカプセル郵便」を実施する。展覧会の開催期間中は毎日、専用はがきを先着20人(土日祝日は50人)に無料配布する。未来の自分や家族を思いながらメッセージを考えてみよう。
ディスカバリーミュージアムは国内線第2旅客ターミナル3階にあり、P4駐車場連絡口の先にある。開催は12月10日まで。開館時間は午前11時から午後6時半(土日祝は午前10時から)。入場無料。問い合わせは、同ミュージアム(03・6428・8735)。
東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、羽田空港内のディスカバリーミュージアムで開かれている「未来をつなぐレガシー展」(読売新聞社主催)に7日、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」が登場する。午前11時、午後1時、午後3時の3回で、各回30分。一緒に写真を撮れる。
「ぽすくま」は、「ゆるキャラグランプリ2016」の企業・その他ゆるキャラ部門で、1位となった人気キャラクターだ。「レガシー展」は6日から、第6期「それぞれの1000日前」がスタートする。
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