2017年08月28日
バドミントン部で活動する中高生が五輪メダリストらから直接指導を受け、正しい食事のとり方も学ぶ「鍛える、食べる トップアスリート1日合宿」(読売新聞東京本社主催、味の素共催)が8月1日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで開かれた。東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年とその先に向けて、読売新聞が進める「元気、ニッポン!」プロジェクトの一環だ。憧れの選手から気さくに話しかけられ、生徒たちは感激。「勝ち飯」教室では、栄養のバランスを考えた食事の大切さなどをしっかり学んだ。
参加したのは、都内の私立中学校・高校や公立中等教育学校計7校のバドミントン部員26人。昨年、リオデジャネイロ五輪の女子ダブルスで優勝し、「タカマツ」の愛称で知られる高橋礼華、松友美佐紀両選手、女子シングルスで銅メダルに輝いた奥原希望選手をはじめ、日本ユニシス実業団バドミントン部のコーチや選手計22人が指導にあたった。
「鍛える、食べる トップアスリート1日合宿」練習の前に軽くウオーミングアップ。奥原選手(右)と並んで体も軽やかになってくる
腕の位置はこれでいいかな? 高橋選手(右)の指導にワクワク、ドキドキ
生徒たちと一緒に練習する松友選手(左)
練習の合間に奥原選手(左)とほっと一息
金メダリスト「タカマツ」の迫力あるプレーを目の前で観戦
選手らの緊迫のプレー
一流選手のプレーを間近に見て感激する生徒たち
「SAKURA Dining」で昼食。栄養バランスを考えながらメニューを選ぶ
選手と囲む楽しくおいしいご飯にこぼれる笑顔
奥原選手(左列中央)らと食事をする生徒たち
昼食後に再開した勝ち飯教室で、さっきの食事はバランスがとれていたかなどを確認する
「試合で同点になった時に心を落ち着かせる方法は?」「勉強と部活動の両立のコツは?」など、生徒から次々に質問が飛び出した
トップアスリートと過ごした至福の一日。立川国際中等教育学校3年、岩田祥加(さちか)さんは「普段テレビで見ている選手とペアを組んで試合ができ、うれしかった。シャトルを打ちかえす時、手首を回さないようにすることを教えてもらい、さっそくやってみた」と喜んでいた。高橋選手は「適切な言葉やジェスチャーを考えながら指導した。若い世代を教えることで自分も勉強になった」と語った。
参加校 【私立】学習院女子中等科▽国学院久我山中学校・高校▽田園調布学園中等部・高等部▽桐朋女子中学校【都立】桜修館中等教育学校▽小石川中等教育学校▽立川国際中等教育学校※いずれも読売教育ネットワーク参加校
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