元気、ニッポン!

カリブ海訪問団と交流

2019年11月23日

東京五輪・パラリンピックを前に、カリブ海の島国2か国の訪問団が22日、鹿児島県徳之島町を訪れ、中学生らと音楽を通じて交流を深めた。訪問団は、セントビンセント・グレナディーン、アンティグア・バーブーダの音楽家や選手ら13~32歳の6人。徳之島町はセントビンセント・グレナディーンのホストタウンに登録されている。

町立井之川中では生徒約20人が伝統楽器「三線(さんしん)」を弾きながら、日本のヒット曲「海の声」を合唱。訪問団はカリブ海諸国で親しまれている打楽器「スチールパン」を演奏し、軽やかな音色を響かせた。走り高跳びでパラリンピック出場を目指すカリファ・カーディン・ブルズさん(14)は「三線を演奏してみたくなった。日本の文化を楽しむことができて良かった」と話していた。

ホストタウンと各国との交流は国が各地で行っており、読売新聞は2020年とその先へ向けて展開する「元気、ニッポン!」プロジェクトの一環として協力している。

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