巨人がパラスポーツPR、ファンと競技を体験【動画あり】

パラスポーツ体験イベントで、障害者フライングディスク競技に挑戦する長野久義選手(右)(いずれも4日、東京ドームで)

2020年東京パラリンピックに向け、プロ野球の読売巨人軍が4日、パラスポーツをPRするイベントを行い、オープン戦終了後の東京ドームで、抽選で選ばれたファンと選手が一緒に競技を体験した。

球を投げたり転がしたりして目標球に近づける「ボッチャ」を楽しんだ陽岱鋼選手は「野球のボールより重くて軟らかかった。良いスポーツだと思う」と笑顔。9歳のめいと参加した相模原市の女性会社員(36)は、つえを支えにプレーする「アンプティサッカー」などを体験し、「思ったより激しい運動でびっくり。障害者スポーツを知る良い経験になった」と話した。

コンコースでは、競技用車いすの展示や広告制作会社「ワントゥーテン」(京都市)が提供する仮想現実(VR)技術を用いてパラ競技を体感する「CYBER WHEEL(サイバー ウィル)」やプロジェクションマッピングでボッチャを盛り上げる「CYBER BOCCIA(サイバー ボッチャ)」の体験会が行われた。

同イベントは、巨人軍の社会貢献プロジェクト「G hands(Gハンズ)」の一環として行われた。

競技ごとの車いすの違いを展示

参加者同士で対戦(サイバー ボッチャ)

ゴール目指して車輪を回す(サイバー ウィル)

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