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【倉吉】親子ら リズムよく筋トレ

2019年07月01日

#父子チャレンジアカデミー

倉吉市葵町の市営体育センターで16日に開かれた「父子(ちちこ)チャレンジアカデミー」(読売新聞社共催)。あいにくの雨で、会場が市営陸上競技場から屋内に変更されたが、県内の親子約500人が、元陸上選手で北京五輪銀メダリストの朝原宣治さん(46)の指導を受け、スポーツを通じて絆を深めた。

朝原さんは準備運動を兼ねた体操を参加者と行い、「速く走るためには、大きな歩幅や瞬発力、腕をしっかり振ることや姿勢が大事」と強調。筋力トレーニングの重要性を説いた。

親子2人1組で、1人が寝そべり、両足で相手の骨盤を支えて持ち上げる動作や、座った人と立った人が交互に両足をリズムよく開閉するトレーニングなどを実践した。また、スキップを交えて走ったり、四つんばいで馬が走るリズムで進んだりするユニークな動きで、筋力や瞬発力の生かし方を学んだ。

家族5人で参加した鳥取市立大正小2年井上文馨さん(7)は「腕を大きく振ると速く走ることができて楽しかった」と笑顔。父の直和さん(43)は「子どもたちと一緒に体を動かすのは貴重な機会。思い出深い父の日になりました」と話していた。

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